廃棄物が砂になる

自然・環境

みなさんこんにちは!
群桐ブログへようこそ。

ご存じの方も、そうでない方も
当社(群桐産業・群桐エコロ)は廃棄物処理をしている会社です。

産業廃棄物を「焼却溶融処理」して、
人工砂にして販売しています。

これが施設(群桐エコロ)のフローチャート。
ロータリーキルンと呼ばれる焼却溶融炉で1300℃の熱によって
溶かされたもの(スラグ)が出てきます。

この巨大やつがロータリーキルン
ゆっくり回ってる様子は写真だとお伝え出来ませんが
なかなかの圧巻です。

一度水槽に落ちて、スラグコンベアで運ばれて
この場所に溶融スラグが溜まっていきます。
人工砂になる最初の一歩です。

この状態ではなにせ炉に入ってたものなので熱くて形も不揃い。
金属なども含まれているので、ここから時保管場所で場所で粗熱や水分を取ります。

場所が変わりまして、こちらは先ほどの粗熱を取ったスラグを
人工砂に加工していく場所です。
ホッパから投入されたスラグは張り巡らされたコンベアに乗り
磁選機や破砕機、スクリーンを通して最終的に3㎜角の砂にしていきます。

最終検査をして、「サーブルオール」という商品になった砂。
主に防草用の砂として使われたりしています。

今や膨大に膨らんでいる廃棄物の量。
群桐グループはリサイクルという技術で
問題に取り組んでいます。