ISO14001 維持審査実施

自然・環境

またも久々の更新となります。

やはり夏場はイベントが色々と忙しく、なかなかまめな更新ができず

ほったらかしになってしまいました。猛省…

さて、8 月 22 日~25 日の 4 日間、群桐グループは

ISO14001 認証審査機関(SGS ジャパン株式会社)に よる維持審査が実施されました。

今回はその様子をまとめてお伝えしたいと思います。

~1日目(8月22日)~

初日は午後イチに審査員が到着すると、

早速㈱群桐産業の大会議室にてオープニングインタビュー開始。

ちょうど台風が来ていて、外は大雨です

続いて群桐産業・群桐エコロの両社長および環境部対象の

システム・共通事項インタビューがありました。

これがかなり長く、これだけで1日目が終了いたしました。

~2日目(8月23日)~

この日は群桐エコロ㈱の処理施設「群馬ハイブリッドクリーンセンター」の

審査がありました。

午前中は会議室にて各部署の聞き取り審査があり、

午後からは施設内の視察しての審査でした。

まずは分析棟にて各種分析機器を視察。

群桐エコロ㈱の環境計量士による説明があります

分析室には劇薬もあるので、保管状態や使用時の管理も細かく見ます。

続いて廃油のリサイクル施設を視察。

この日はとても蒸し暑かったので、クーラーの効いた台貫室で小休止。

ひと息ついた後は、4月に稼働したばかりの低濃度PCB処理専用固定床炉の視察。

ちょうど処理に回されているのか、受入棟には殆どトランス等は

ありませんでした。

続いて炉本体を間近で視察。ふと周りを見ると、無害化処理が終わったトランスの姿が

炉に近づくとその大きさが分かりますね

周辺の敷地に目をやると、前日の大雨の影響で大きな水溜まりできていました。

ロータリーキルン式溶融炉も視察

最後に中央操作室を確認してこの日は終了となりました。

ふと空を見上げると怪しい雲が現れはじめました。

予想通り、この日は夜になると再び激しい雨が降りました。

~3日目(8月24日)~

この日は作業立会審査がメインでした。

最初の現場が少々遠かったので朝早くから現場に向かいました。

小雨の降る中、栃木の現場で再生重油の配送業務を確認。

続いての現場は太田市内の病院にて医療系(感染性)廃棄物の回収作業に立合います。

ドライバーは軽々と持っているように見えますが、

この白いプラスチックペールはメスや注射針など金属性の鋭利物が

ぎっしり詰まっているので、小さくても1個10kg近くあったりします。

ともあれこの2件で午前の視察は終了。

午後は㈱群桐産業の会議室にて聞き取りをした後、

第三の現場であるガソリンスタンドに向かいました。

ここではまず分離層清掃作業を確認します。

分離槽にホースを突っ込んで水を抜き取ります。

この時底に溜まった汚泥なども根こそぎ吸い取ります。

作業員への聞き取りもありました。

最後は廃油の回収の立会を行います。

分離槽清掃と同じ現場なので、移動はありません。

聞き取り及び作業の確認をして、3日目も無事終了となりました。

最終日の4日目(8月24日)は、事務所での聞き取りがメインで、

15時に全ての審査が終了いたしました。

結果はその日のうちに出て、不適合は 0 件、肯定的観察事項が 2 件、

一般観察事項が 5 件という内容で問題無く終了いたしました。

皆さん4日間本当にお疲れ様でした。